すちゃらかな日常 松岡美樹

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【米中会談】トランプ-習近平氏の「デート」は5/14〜15日に 〜イランの石油輸出の90%を買う中国はどう出る?

またトランプ大統領がイランへの「期限」を延長した

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✴︎米キャロライン・レビット報道官の記者会見を翻訳し、伝えるYouTubeチャンネル「mochantv英会話

4月の第2週で本当にこの紛争は終わるのか?

 アメリカ・ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官が記者会見で、「トランプ大統領と中国・習主席との会談が、5月14日〜15日に北京で行われることになりました」と発表した(0:58〜1:18)。以下の記事も簡潔でわかりやすい。
「トランプ氏 5月14日~15日に中国訪問 習主席と会談へ 「大変たのしみにしている」(時事ドットコムニュース)

www.jiji.com

 だがBloombergによればその中国は、(いまアメリカ・イスラエル連合と対立している)イランが輸出する石油全体の「90%」を輸入している超お得意サマだ。
「トランプ氏によるイラン攻撃が原油市場に及ぼす影響とは」(Bloomberg)

https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-02-28/TAY0XBKK3NY800

 つまり中国とイランは、こういう親密な関係なのだ。

 そんな中国の習近平主席は、紛争の当事者であるイランと敵対するトランプ氏にいったいどう応接するのか?
 これは興味津々だ。

日本は「抱きつき」戦術、では中国は?

 しかも興味深いのは、その中国も日本の高市首相と同じく、(微妙に都合は違えど)とんでもないハメに陥っている同士である点だ。
 というのも本来、トランプ氏は3月31日に訪中し、習主席と会談する予定だった。
 だが、その予定が大幅にズレ込んでしまった。
 つまり日本と中国の指導者2人のケースは「会う目的のズレ」(日本の場合)と「日程のズレ」(中国の場合)という差こそあるが、どちらも当初、想定していたのとはまったくちがう「舞台装置」のもとで会談が行われる。
 両国とも「まさかこんなことになるなんて思いもしなかった」という奇妙なゲームをプレイしているのだ。

「トランプ氏、訪中は『5~6週間後』 習氏と会談『楽しみ』」(時事通信・3月18日付)

www.jiji.com

 しかもどこかの首相は「抱きつき戦術」でかわしたが……まさかおっさんの習氏の場合は、そうもいかない。
 いったい彼はどうするんだろう? 何か飛び道具でも用意しているのか?
 単なる想像にすぎないが……たぶん習氏の場合、たとえば極端な話、トランプさんから「今回の我々の作戦に協力してくれ」なんて言われたとしても、(どこかのトップとはちがい)誰もが思わず唸ってしまうようなトンデモない「いなし方」をするのではないか?
 例えばあの「三国志」とか「水滸伝」みたいな、まるで中国の古典にあるような余裕たっぷりでエポックメイキングなふるまい方で、だ。
 不謹慎だが、これは見ものだろう。
今回の作戦名は「壮絶な怒り」
 一方、アメリカとイスラエルによる対イラン軍事作戦の情勢について、冒頭の動画で米レビット報道官は「私たちは『オペレーション・エピック・フューリー』(筆者注・Operation Epic Fury / 壮絶な怒り・作戦=今回のイランをめぐる作戦名のコードネームを指す)の中核目標達成に非常に近づいています。この軍事任務を達成するには、当初からトランプ大統領はおよそ4週間〜6週間かかると見積もっていました」(3:05〜3:10)と説明している。

 とすれば、その計画通りコトが運ぶのだとすれば、(この作戦は2026年2月28日に始まったので)それからおよそ4〜6週間後、つまり3月末から4月10日前後までで終わる、ということになってしまうが……果たしてどうなんだろう?

 本当に終わるのか?

 実際、詰めかけた記者からも会見後に「作戦はいつ終わる予定か?」と質問があった。だが彼女は上記の通り、当初の予定を繰り返すだけ。つまりこの日程は「あくまで公式発表です」という意味だろう。そう自白したも同じだ。

 だが公式はあくまで公式。仮の予定にすぎない。あまりそれにこだわりすぎると、また酷いことになりかねない。もし来たる中国との「ド本番」に今度も予想外の事態でも起きた日には……いったいどうするのか?

 予想外?

 いやいや、そもそもいまわれわれ地球人類が体験しているのは、核施設を標的にした戦闘という前代未聞の「コントロール不能な何か」であり、それをトランプ大統領は「計算通り自分の支配下に置きコントロールできる」と考えている。そこがなんだか違う気がする。

 しかもBloombergの以下の記事によれば、いつ核武装に転じるかわからないイランの攻撃はどんどん精度が高まってきているのだ。

「イランの攻撃、有効性が急激に向上-最大4分の1が標的到達と研究者」(Bloomberg)

https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-26/TCG9IWT9NJLU00?srnd=jp-homepage

 そこにまた想定外の出来事がもし発生すれば……それこそ今回の作戦名の通り、今度は逆にイランの「壮絶な怒り」が起きかねないーー。

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